2日目はいよいよメインの伊予ヶ岳へ登ります。
最後の100m程は鎖場なのですが、
●標高は336.6m
●鎖場前の東屋まで約40分
短時間で岩登りも出来て見晴らしの良い伊予ヶ岳。
友人と一緒に山頂まで行きたかったです。
アクセス
5:40 起床
早朝、部屋の窓からの景色
普段より早めに布団へ入りましたが、何だか落ち着かずよく眠れません。
寝たり起きたりを繰り返すうちに、アラームが鳴り朝を迎えました。
昨日、お散歩中に購入した朝食をサクッと部屋で頂きます。
- フルーツサンド
- サーモン押し寿司
- ネギと豆腐の味噌汁
食べたいものをパパッと購入したのですが、一貫性の無いメニューですね(;'∀')
7:25 チェックアウト
カギを返却するだけなので即終了。
その後、岩井駅まで8分の道のりを歩いて行きます。
「まだ寒いかな?」と思いましたが、すでにポカポカ♪
7:55 岩井駅発トミーへ乗車
写真引用:市営路線バス富山線・トミー号 | 南房総市ホームページ
黄色いカラーなので目立ちます(*'▽'*)
- suicaは使えないので200円用意(先払い)
- 天神郷下車(国保病院前からも登山口まで徒歩約8分)
8:21 天神郷下車
目の前の鳥居をくぐって行きます。
トイレあり
コース中にトイレは無いので寄って行きましょう。
8:35 伊予ヶ岳登山口
道標が出ているので、迷わずに歩けます。
8:40 竹林にて
根っこがびっしりと張り出しています。
疲れてくると足が取られて転びやすい道ですが、今日はまだまだ元気です。
8:55 富山分岐
全体的に細い登山道ですね。
しかもぬかるんでいる箇所も多く歩きにくいです。
「3日前に雨が降ったから」と話しているのを聞きましたが、日当たりが悪い登山道は何日も乾かないんですよね。
鋸山の安兵衛井戸・沢コースもそうでした。
9:15 東屋到着
休みながらゆっくり歩きましたが40分程で到着。
あっと言う間ですね。
猫耳みたいですよね (*ΦωΦ*)
双耳峰の富山(とみさん)がよく見えます。
この後2人で山頂に行く予定でしたが、鎖場は厳しいとの事で友人はここで待機することに。
山頂への鎖場とは別に、ベテラン向けルートもあるようです。
無理は禁物!
東屋で30分ほど休憩をして、1人で山頂へと向かいました。
ハイキングコースは
ここまでです。
と赤字で書かれた看板が立てられています。
いよいよ鎖場へ突入!
写真では迫力が伝わりにくいですが、想像よりも急斜面でした。
後ろを振り返り撮った1枚
前に登っている方が、ロープを使い終わるまで待機しています。
まだまだロープと鎖の岩場は続きます。
この辺りまでは余裕がありましたが、この先1ヶ所だけ足の置き場が定まらずヒンヤリする場面を迎えました(;'∀')
10:00 鎖場から山頂へ(南峰)
何とか無事に到着(*'▽')
なぜかシーサー?
山頂から望む猫耳 (*ˊᵕˋ*)
標高はたった336.6mですが、登り甲斐のある楽しいお山です。
もっとお気軽ハイキングかと思いましたが、鎖場は意外と怖かったですね。
足場がしっかりとれない箇所もあり「ここで滑ったら終わりだ・・!」と集中して登りました。
今回は空いていたのでマイペースで登れましたが、人気のお山なので渋滞することもあるようです。
そして・・・
ラーーーク!
を、初めて聞きました。
その方と私しか居なかったので事なきを得ましたが、
登っている人が沢山いたら
避ける所も限られるので怖いなぁ
と思いました。
そこそこ大きい落石だったので、まともに受けたらダメージも大きそうです。
山頂に到着後、のんびり休んでいると続々と登ってくる人が増えてきたので
「空いてる時に登れてよかった・・」とホッとしたことを思い出します。
ラークとは、
自然的な要因または人的な要因で、山の斜面や崖から石や岩が落ちてくること。
自分が落石を起こした場合や、落石を目撃した場合は、大声で「落石!」や「ラーク!」と叫んで、周囲の人に知らせるのが山行のマナー。
ちなみに「ラーク」は日本語の「落石」と英語の「ロック(rock)」とをかけあわせた言葉で比較的外国人に対しても伝わりやすい掛け声になっている。
北峰
北峰にある三角点
10分弱で北峰へ到着です。
この後は同じ道を戻るのですが、
「あの鎖場を下るのか・・」と思うと気が重く・・・足取りも重く・・。
それでも来た道を下りようとしていると、
桜の広場へ行くルートへ
一緒に行きませんか
と声を掛けられました。
周回ルートがあることは知っていましたが、時間がかかりそうなのでピストンを計画していたんですよね。
でも「鎖場での待ち時間を考えると変わらないのでは?」とのお話で、同行させて頂くことにしました。
桜の広場
開けた場所へ出ます
岩場では無いのでラクラクかと思いきや、細くぬかるんだ道やロープ場も多く、決して歩きやすいとは言えないルートでした。
それでも岩場を下るよりは気がラクかな♪
春先には満開の桜が見られそうですね。
ハイウェイオアシス富楽里へ
無事に東屋まで辿り着き、友人と一緒に下山しました。
その後はハイウェイオアシス富楽里まで舗道を歩く予定でしたが、20分ほど歩いたところでトミーの運転手さんが声を掛けて下さり乗せて頂きました。
久しぶりの登山で足首をつらせながら歩いていたので、本気で嬉しかったです(;'∀')
15:52 南総里見号で帰宅
めっちゃ美味しかったです♪
13:30頃、ハイウェイオアシス富楽里へ到着。
やっぱりバスは早いですね。
予定よりだいぶ早めに着いたので、お土産を買ったりお弁当を食べたりとのんびり出来ました。
鎖を1回も使わず登れたら
ジャンダルムに行けるよ
道中でのお話を思い出しながら、太巻きを食べました。
ジャンダルムとは、
飛騨山脈(北アルプス)穂高連峰・奥穂高岳の西南西にあるドーム型の岩稜。
標高は3,163 m。
名称はスイス・アルプス山脈のアイガーにある垂直の絶壁(高さ約200 m)の通称に由来するが、本来はフランス語で国家憲兵のこと。
転じて山岳用語としては、尾根上の通行の邪魔をする岩をいう 。
奥穂高岳ジャンダルムは奥穂高岳の前衛峰として名付けられた。
おわりに
低山用に購入したローカットで登りました
同行して頂いたお二方と富山を眺めながら、
「ネコ耳みたいですよね」
と話しかけると、
「・・・」
返事がなかったのですかさず
「双耳峰ですね」
と言い直すと
「そうそう、双耳峰ね」
とら松を迎えてから家を空けるのは初めてだったので「どんな反応を見せるかな?」と思いましたが、特に玄関まで迎えに来ることもなくいつも通りでした( *¯ ꒳¯*)