山にトラロープ

登らない日は猫とグリーン

丹沢にはヤツがいる!ヒル下がりのジョニー

ヒル除けスプレーのヒル下がりのジョニー

ヒル下がりのジョニー

丹沢方面へ行かれる方なら、きっとご存知のネーミング。

山には登りたいけど、ヤツには会いたくない。。

山で会いたくない生き物

ハイキング中に出会いたくない動物といえば、やっぱり熊ですよね。

よく見かける『熊出没注意!』の看板も、千葉県では猪へ変更されていたりもします。

幸いまだどちらにも遭遇した事はないのですが、現在はよほど公園化している低山でない限り、ほとんどの山で注意喚起を促す看板が立てられています。

私はなるべく熊鈴を鳴らして歩いているのですが、案外すれ違う方はつけていない事も多いんですよね。

そんな時『この山では付けなくても大丈夫なのかな』と思い、外してしまう事もしばしばあります。

熊鈴は音がよく響くので耳障りになるような気もしますし・・。

何れにしても熊や猪と言った大型の動物には注意しますが、それと同等・・いやそれ以上に気を付けなければいけない生き物がいる事も知りました。

魅惑の丹沢

山と高原の地図の丹沢
丹沢には登ってみたいお山がいっぱい!

千葉県・埼玉県の日帰りで行ける山へは数ヵ所登りましたが、神奈川県はまだ未踏でした。

理由は自宅からは遠いと思い込んでいたからなのですが、いざ検索してみると意外とアクセスは良さそうです。

しかも、本格的な登山が出来ると知り俄然興味がわいてきました。

今まで登ってきた里山に比べると遥かに標高も高く本格的なのに、日帰りが出来る何て魅力的です。

 

きっと尾根や山頂から見える景色も違うんだろうなぁ・・

日帰り圏内なのに山小屋があるのも素晴らしい!

 

丹沢の地図を広げて眺めていると、空想もどんどん広がっていきます。

  • 塔ノ岳
  • 大山
  • 鍋割山

なるほど!

耳馴染みのある有名なお山が集まっていますね。

 

ふむふむ。

コースタイムは7時間。

ちょっと長いかも・・日没前に下りて来られるかな。

 

あれこれと妄想しながら検索していると、気になる2文字を見つけてしまいました。

丹沢にはヤツがいる

大山は有名なので、まずはここに登ってみようかな。

ケーブルカーもあるし、コースも数種類選べて高尾山みたいな感じかな?

そんな軽い気持ちで調べていると、登山口に置いてある白い物が目に留まりました。

それは、

ヒル除けの塩

え!ヒル?!

丹沢エリアにはヤマビルが生息しているらしいのですが・・・もう恐怖しかないです。

一気に足が遠のいて行くのを感じました。

大体、ヒル何て子供の頃に一度見たかどうかの記憶しかありません。

確か足首などにくっついて血を吸うんですよね。

今こうして書いているだけでも気持ち悪いのに、検索すると画像がふいに出て来たりするのでげんなりします。

それでも何とか調べた情報では、

  • 樹林帯にひそむ
  • 冬場の寒い時期(11月~4月頃)には出没しない
  • 日当たりの良い尾根にはいない

全てのエリアに出没するわけでは無さそうです。

表尾根には出ないとの事なので、春先に塔ノ岳へと行ってみることにしました。

ヒル除けスプレー

出ないと言われてもヤツがいる山だと知ったからには、無策で登るのはやっぱり怖い。

・・という訳で、ヒル除けのスプレー『ヒル下がりのジョニー』を購入しました。

取りあえずスプレー本体に、ヤツの絵や写真が描いてなくてホッとします。

当日は、登山口でしっかりと足元にスプレーして登ったお陰なのか、表尾根で見かけることもなく無事に下山する事が出来ました。

それでも途中で何度か自分の足首にひっついてないか確認するだけで、ゾワっとしましたが・・。

大体なぜ丹沢にヤマビルが生息しているのでしょう。

千葉県や埼玉県はもちろん、八ヶ岳や栃木県などでもそんな話は聞いたこともないのに不思議です。

その理由を解き明かそうと考えたのですが、また不意打ち画像を見てしまうかも知れない・・と思うと、手が止まってしまいました。

おわりに

丹沢方面には魅力的なお山がたくさんあるのに、まさかのヤマビルに阻まれるとは思ってもみませんでした。

寒い時期に登れば遭遇率も下がるようですが、冬場は日が短いのでコースタイム長めの山行計画は立てにくいんですよね。

有名な大山や鍋割山にも行ってみたいのですが・・要検討です(*´꒳`*)