男性はキジ撃ち(大)、女性はお花摘み。
これらはトイレに行くことを表す登山用語です。
シロ(id:fukufukudo269)さんよりリクエストを頂いたので、山登りで気になるトイレ事情について書いてみました。
1、トイレの位置を確認して山を選ぶ
まず山の計画を立てる時に、トイレの数と位置を確認しています。
最寄り駅に1ヶ所、コース内に1ヶ所以上あれば安心できます。
個人的にはお弁当を食べる山頂付近にあるのが理想なのですが、ないことも多々ありますね。
それ以前に、1ヶ所も無いコースもあります。
※チップ制トイレもありますので、小銭を持参しましょう。
ロープウェイ・ケーブルカーのある山
2時間かけて登った山でも、ロープウェイなら数分で下山出来ます。
不安であれば登りだけ歩いて、下山はロープウエイやケーブルカーを利用するのも良いと思います。
また観光地化された山には飲食店も多いので、イザという時に駆け込める安心感もあります。
コースタイムの短い山
はじめから短時間で歩ける山を選ぶ!という選択肢もあります。
6時間トイレに行けないと思うと不安ですが、全行程3時間と聞けば不安も和らぎますよね。
コースタイムも短く、途中に数ヶ所トイレがある山もありますよ♪
↓コースタイム2.5時間、トイレは3ヶ所kagetora55.hatenablog.com
2、前日の食事から気を付ける
お腹が緩くなると困るので、前日の飲酒は控えています。
当日の朝も、緑茶・紅茶は飲まずにホットレモンにしています。
それでも不安な時は、あらかじめ下痢止めを服用することも・・。
実は友人と約束していたので無理して登ったことがあります。
大事には至りませんでしたが、ほぼ何も口にせず登ったのでバテバテになりました。
本当に辛いので無理はやめましょう(;'∀')
3、ドリンクの種類と飲み方
利尿作用が高い緑茶・紅茶以外のドリンクを2本持参しています。
- 寒い日⇒ホットレモンと常温のスポーツドリンク(DAKARAやポカリスエット)
- 暑い日⇒低温と常温、スポーツドリンク2種類
一気に飲むと吸収されずにトイレが近くなってしまいます。
のどが渇く前に少しずつ、休憩するたびにちょこちょこ飲むようにすると良いですよ♪
- 1回に飲む量は少なく
- 回数は多めに
- 利尿作用が高い緑茶・紅茶などはさける
もしもの場合は
様々な対策を取った上でも、緊急時はありますよね。
その場合は、お花摘みが出来そうな死角を探すことになります。
- 登山道から離れ過ぎないこと
- 足を滑らせて滑落したり、元の道が分からなくなる危険性があります
携帯トイレブース
低山ではあまり見かけませんが、登山者に人気の山には携帯トイレブースが設置されている事もあります。
携帯トイレ
↑携帯トイレブースの中で使用します。
↑こちらはポンチョがセットになっているので、ブースが無い場所でも使用可能です。
災害時にも使えるので常備しておくのも良いですね。
※自然を壊さぬようマナーを守った山登りをしましょう。
おわりに
友人と町へ出掛けている時には「またトイレ行くの?」何て言われるのですが、山では気にせず歩けてしまいます。
登りたいけど、そこはトイレが無いお山。
いざとなったらお花摘むわ!
初めてそんな山へ挑んだ時、覚悟して7時間程歩きましたが意外と平気でした。
会社でパソコンをジッと見つめている時の方が、行きたくなるような気がします(¯―¯٥)
小鳥のさえずりや木漏れ日、葉っぱのこすれる音。
山では五感フル稼働です♪
無理せずに、ご自身に合った山登りをしてみてくださいね(*´꒳`*)