島全体がアートに包まれている豊島。
瀬戸内国際芸術祭は終了していましたが、その後も見学できる作品を電動自転車でゆっくりと巡ってみました。
ART SETOUCHI
「ART SETOUCHI」は、3年ごとに開催される「瀬戸内国際芸術祭」とその間に取り組まれるアートを通して地域の活力を取り戻し、再生を目指す活動の総称です。
瀬戸内国際芸術祭が開催されている期間は、国内外から沢山の方が訪れます。
私達が向かった時は既に終了していましたが、開催期間中でないと観覧出来ない作品もあります。
白い寮で朝食
バスケットで届けられた朝食♪お部屋で頂きます。
島内めぐりの前に、まずは腹ごしらえです。
朝起きると、パン・ジャム、ヨーグルト・きんかん・フレッシュジュースが入ったバスケットが縁側へ届けられていました。
スープ・コーヒー・紅茶などのドリンク類は、キッチンへ用意されています。
白い建物は、海のレストラン♪
お腹がいっぱいになったら、電動自転車で島内めぐりへ出発です。
島内マップ
白い寮は、豊島横尾館のすぐ後ろです
島内にコンビニやスーパーはありません
パンフレットに書いてある文字を見てハッとしました。
いつもの癖でつい探してしまいそうになります。
クレジットカードも使えないことが多いので、現金を用意しましょう。
ストーム・ハウス
ジャネット・カーディフ& ジョージ・ビュレス・ミラー作
実際に使われていた民家にて、嵐がやってきてから過ぎ去るまでの約10分間を体感できる作品です。
激しさ増す雨
鳴り響く稲妻
木の影のざわめき
吹き荒れる突風
室内に訪れる変化によって、鑑賞者を非日常世界に連れ込んでくれます。
出典:ストーム・ハウス | アート | ベネッセアートサイト直島
実際に和室へ上がり体感するのですが、2階に居る家族の気配や音・室温などがリアルに表現されていて鳥肌が立ちました。
何度も体感していたら、係の方が様子を見に来られました。
長居してすみません(;'∀')
檸檬ホテル
スマイルズ作 築90年の古民家をリノベーションしています
1日1組で貸切り(2名~5名)、和室1室での雑魚寝です
- 築90年の古民家を再構築
- 1日1組で貸切り、400坪のレモン畑を占有
- 併設されたレモン小屋には、露出された風呂がありレモンの木の下で入浴
↓何だか面白い宿泊ルールもありますよ(*'o'*)
- 互いのことを、センパイ、コーチ、きみ、もしくは下の名前で呼ばなくてはいけない。(お父さん、ママ、おい、ねえ、は禁止)
- センパイには肩もみをしなくていけない。
- 事ある毎に、感謝を口にしなくてはいけない。
- 隠していた愛情を口に出して伝えなくていけない。
- 上記の全てを行わなくてはいけない。
ここはホテルなのですが、建物内の見学も出来ます。
入口でヘッドフォンを渡され、その声に従って進んで行くのですが・・
「ほほ檸檬」は恥ずかしかったので、1人ずつパチリ☆
豊島レモンで草木染めされた黄色い部屋である檸檬写真館で、あなたは「ほほ檸檬」をすることになる。
そう聞こえてきて、思わず友人と顔を見合わせました( 〃▽〃)
懐かしの公衆電話♪
何でこんな所に!?と思いながら通り過ぎたのですが、もしかして黄色いからかな(*^.^*)
島キッチンでランチ
建築家 安部良:設計
他の展示場は空いていたのですが、ここは混雑していて少し待ちました。
道端で見つけたカエルさん
案内看板も出ています
心臓音のアーカイブ
クリスチャン・ボルタンスキー作
真っ暗な部屋に心臓音だけが響いていて、ちょっと怖かったです(;'∀')
自分以外の心臓音。
どのくらいの速さで打つのか、振動の強さなどはよく分からないですよね。
こちらでは世界中から集められた心臓音をパソコンで検索して、ヘッドフォンで聴くことが出来ます。
何人もの心臓音を聴いていると、それぞれが独特のリズムを刻んでいるようで興味深いです。
豊島横尾館
赤い色ガラスから覗く中庭の様子
コンセプト・アートワーク:横尾忠則
建築:永山祐子
敷地内の写真はNGなので、外観のみ撮影しました。
古民家の佇まいは残しつつ、赤い色ガラスがはめ込まれています。
赤色ガラスのアップ
対面にあるお店が映っています。
おわりに
瀬戸内国際芸術祭と聞くと尻込みされるかもしれませんが、それほどアートに興味が無い方でも楽しめる作品が多いと感じました。
普段味わうことのない異空間へ潜り込んだようで面白いですよ。
島内巡りはもう少し続きます(*´꒳`*)