両親と山登りをすることが前日に決まり、父の運転で地元の富山(とみさん)へ向かいました。
下山後は、漁協直営の海鮮レストランや近藤牧場のソフトクリーム、南房総ならではの特産品も並ぶ「道の駅 富楽里とみやま」でひと休みです。
思いがけず家族で登山へ行くことになりました↓kagetora55.hatenablog.com
マップ&コースタイム
- 3時間弱で周る初心者にやさしいコースです(食事・休憩は除く)
- スイセンが咲く12月中旬~2月上旬がおすすめ
- 標高342mの南峰・標高349.5mの北峰からなる双耳峰です
- 道標もあり分かりやすい道ですが、階段多め
南房総市営駐車場
今回は電車ではなく、父が運転する車で行きました。
南房総市営の駐車場(無料)に止めてから、福満寺まで県道を10分ほど歩きます。
トイレあり
福満寺
こちらにもトイレあります。
登山者用の杖が置かれていたので、両親がお借りしました。
いらないの?と父に聞かれましたが、
『大丈夫 ♪』
謎のアピールをしてしまい、ちょっと後悔・・。
一緒に借りておけば良かったです(¯―¯٥)
木漏れ日の中を歩きます。
一合目
なんと一合目を表す道標がありました。
これは、めずらしいです。
低山で見るのは初めてかも知れません ♪
二合目
三合目までは見つけられたのですが・・その次は七合目!
二合目も無事に通過です。
着実に登っていることを示してくれる道標は、嬉しいですね。
この先も楽しみにしていたのですが、中々次が見つからず・・
突然、7合目が出てきてしまいました(;'∀')
途中で伊予ヶ岳への分岐もあります。
千葉県内で唯一「岳」が付く名を持ち、房総のマッターホルンとも呼ばれる伊予ヶ岳。
鎖場もあり心惹かれたのですが、両親には厳しいかなぁ・・と思い、ぐっと我慢。
仁王杉
南峰直下に根を張る仁王杉。
ベンチに両親を残し、南峰への階段を上がり偵察へ行きます。
木が生い茂っていて展望はないよ!と伝えると、両親はスルー。
ボタン杉
別称:縁結びの杉の木
樹齢300年以上と書かれています。
山頂の展望台へ向かう途中にトイレあり
山頂の展望台(北峰)
展望台からの眺めは素晴らしいです(*'▽'*)
標高はそれほど高くない富山。
予想外の眺望に両親の表情がパッと明るくなるのを見逃しませんでしたよ。
お疲れ気味だった2人も、一瞬で笑顔になりました。
展望台の回りは広場になっているので、こちらでお弁当を広げます。
残念ながら富士山は見えません。。
澄んだ空気の冬場ならスッキリと見えるのかな。
皇太子ご夫妻も登頂されています(平成11年)
伏姫籠穴(南総里見八犬伝)
延々と続く階段(;'∀')
江戸時代の戯作者・滝沢馬琴の「南総里見八犬伝」の物語の中で伏姫と八房がともに暮らしたとされる洞窟です。
命を絶った伏姫はここに眠り、人々は伏姫を富山姫と称えて祭礼を催し、さらに、八犬士も参拝する・・・という話が物語の最後に紹介されています。
興味はありましたが、さすがに今からこの階段を上るのはちょっと・・・と思い断念してしまいました。
疲れ切っていた父は当然のごとく完全スルー。
立ち止まることなく素通りです( *¯ ꒳¯*)
こちらへ立ち寄りたい方は、逆回りで登ることをおすすめします。
八房が眠るとされる犬塚。
道の駅 富楽里とみやま
道の駅の前一面に咲くコスモス(10月下旬)
一旦駐車場まで戻り、車で向かいました。
有料道路と一般道、どちらからでも利用できるハイウエイオアシスの道の駅。
料金所を出ることなく施設が利用できるので便利ですね。
房総の特産品である落花生やびわなどのお土産が並び、岩井富浦漁協直営の食事処網納屋で水揚げされた地魚も頂けます。
※台風被害を受けている箇所等がございますので、お出かけの際は最新の情報をご確認ください。
おわりに
前日に決まったファミリー登山でしたが、何とか無事に登って来ました。
山道に慣れていない父は少々苦戦していましたが、コースタイムが短めなので程よく楽しめたようです。
スイセンが咲く12月中旬~2月上旬は、人気のお山となる富山でした(*´꒳`*)